ESP

出典: MeganeWiki

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム


ESPについて言及しているページはこちら


蛇角センサやEBD付きのABSTCSを組み合わせ、旋回時のオーバーステアアンダーステアを防ぐ横滑り防止機構。 各メーカで様々な名称が使われている。


各メーカでの呼称 主なメーカ
ESC エレクトロニック・スタビリティ・コントロール 日本での普及のための一般名称(日本BOSCHなどの部品メーカ)
ESP エレクトロニック・スタビリティ・プログラム 独BOSCH、ルノー、ダイムラクライスラ
DSC ダイナミック・スタビリティ・コントロール マツダ、BMW
VDC ヴィークル・ダイナミック・コントロール 日産、スバル
VSC
(S-VSC)
ヴィークル・スタビリティ・コントロール トヨタ
(プリウス=20型で搭載され、電動パワステと組み合わされた進化形)
VSA ヴィークル・スタビリティ・アシスト ホンダ

ESPはABSユニットと連動して作動する。

  • 舵角センサーでステアリングの舵角を検出。
  • ヨーレートセンサーでZ軸周りの車両の姿勢を検出。
  • 加速度センサーで横スライドを検出。
  • ABSと共通の各車輪速センサーで、速度・カーブの大きさ等を検出。
これらの情報を解析し、結果をメモリーされたデータと比較して狙った軌道と実際の軌道とのズレを算出する。ズレている場合は、ABSシステムを介して必要な車輪のブレーキを作動させ、車両を狙った軌道に戻す。
例えば右コーナーでアンダーステアが出ると、右後輪(場合によって+右前輪)にブレーキを掛ける。オーバーステアが出ると左前輪にブレーキを掛ける。
これでも不十分な場合は、スロットル、噴射量、タイミング等を調整してトルクを絞る。
アンダーステアコントロールロジックは、極度のアンダーステア時に車両に急ブレーキを掛け、自動的にハザードを点灯させる。

ESPは、車両がグリップを失ったときにドライバーが操作可能なようにアシストする物である。

ESPの目的はドライバーがステアリングを切って得ようとする車両の軌道を維持することである。

緊急回避動作、急激なステアリング操作、道路のダメージ等によってタイヤのグリップが失われ、ドライバーが車両をコントロールでき難い状態に陥ることがある。ESPはこのような状況を検出し、車両の軌道を補正してドライバーをアシストする。

7つのセンサーからの情報により、ESPは各車輪個々に制御することによって車両の軌道を補正する。これはABSシステムとの密接なつながりによって行われる。

  • コンピュータ
突然の軌道外れを防止するために、ESPは各車輪毎に作動、必要に応じてエンジントルクも制御する。右旋回を例に取る。車両が直進しようとしたり、アンダーステア状態のとき、右後輪に、場合によっては右前輪にもブレーキを掛けて軌道に乗せようとする。これによって一種のてこのように軌道を維持できるようにする。
スピンやオーバーステアに陥ろうとするときには、ESPが左前輪にブレーキを掛けることで軌道を維持する。
これらの作動を行うために、コンピュータは7つのセンサーから信号を検地し、これを解析してメモリーされたモデルとの比較を行う。
第1のセンサーはステアリング操舵角を検出し、他の6つのセンサーからの情報との比較でドライバーの狙った軌道と車両の実際の軌道のずれを解析する。
先ず、各輪の車輪速センサーからの信号によって速度を決定する。このセンサーはABSと共通。更に左右の車輪速の違いからカーブの大きさを判断する。
第6のセンサー(ジャイロ)によってz軸周りの回転(ヨーレート)を検出する。最終的に、加速度センサーが横スライドを検出する。これらによって解析された実際の軌道とドライバーが辿ろうとする軌道のずれが導き出される。

コンピュータは各輪毎独立にABSシステムを使用して必要なブレーキングを行う。これで不十分な場合は、スロットル、噴射量、タイミングを制御してエンジントルクを低下させる。

関連用語
TCS トラクション・コントロール・システム
EBD エレクトロニック・ブレーキ・フォース・ディストリビューション
UCL アンダーステアコントロールロジック
"http://meganiste.com/ESP" より作成
メガニストジャポン
}